就任のご挨拶

同窓会長　西尾　ひと美（高校３０回)

　同窓会の皆様におかれましては、益々ご健勝でご活躍のこととお慶び申し上げます。また平素より同窓会活動に格別のご支援ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
　伊藤文前会長の後を受けて令和４・５年度の会長職を務めさせていただくこととなりました。諏訪二葉高校は、明治３４年上諏訪町尋常小学校に附設された諏訪補習女学校に始まり、昭和８年には長野県立諏訪高等女学校、昭和２８年に新制高校として長野県諏訪二葉高等学校と改称し、昭和６２年に男女共学となり、諏訪の地で１１5年の長きにわたり多くの人材を育ててきました。また、同窓会は、昭和８年に発足し今年で８８年目を迎えます。その歴史や伝統を思いますと、その責の重さに身が引き締まります。微力な私でございますが、母校と同窓会の発展のために、本部役員、理事の皆様をはじめとする同窓会会員皆様のお力をお借りしながら精一杯務めさせていただく所存です。
　高校時代は、義務教育を終え自ら選んで踏み出し、人間としての根を張り、人生の方向性を定める大切な時期です。そんな大切な時期にいる二葉生ですが、今はコロナ禍で思い描いた高校生活を送ることができない苦しい状況が続いています。そのような中でも、２年前の二葉祭の代替行事フタバサイの書道部パフォーマンス「逆境を超えて青く強く僕らは生きる」に表現されたように、変化を前向きに捉え、日々頑張っているとお聞きしております。その逞しい現役学生を精一杯応援し、そして二葉の良き伝統を受け継ぎつつ時代に即した柔軟な同窓会活動を行っていきたいと考えております。どうぞ同窓会会員の皆様には一層のお力添えをいただけますよう、心よりお願い申し上げます。
　以上簡単ではございますが、就任のご挨拶とさせていただきます。

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