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H28-29 同窓会長挨拶CONCEPT

伝統(つたえ)こそ(おお)(ともしび)

CEO

同窓会長 竹花 光子(高校24回)

 同窓生の皆様におかれましては、ご健勝でご活躍のこととお慶び申し上げます。平素より同窓生活動にご支援ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、私はこの度、4月16日の第82回定期総会で、平成28・29年度の会長として承認されました。もとより非才の身で、甚だ不安でわからないことばかりですが、副会長はじめ本部役員・理事の皆さんと力を合わせて、伝統ある諏訪二葉高等学校同窓会を引き継ぐことになりました。皆様の負託に応えられるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 私は国語の教員として、幸運にも母校諏訪二葉高等学校に通算16年間勤めさせていただきました。その間、3回のクラス担任と、80周年、100周年の歴史に残る周年を経験いたしました。校内理事として、歴代会長の見事な同窓会運営を近くで拝見し、とても私などができることではない、という思いは今も痛切に胸をよぎります。しかし、学校の内部にいたものだからわかることもあり、経験を伝えることも大切だと思い直して、心新たに同窓会の仕事に取り組む毎日です。

 さて、諏訪二葉高等学校は来年度110周年を迎えます。現在110周年記念事業実行委員会が立ち上がり、計画が具体化しつつあります。周年事業は学校の歴史を振り返ると同時に、未来のあるべき姿と方向を示す道標の役割を果たすものです。どうか、同窓生の力を結集していただいて、生徒にとっても同窓生にとっても、心に残る周年事業ができればと考えます。 このHPの私の写真に見覚えのある、若い同窓生の皆さん、どうか今在学している後輩のために力を貸してください。同窓会は若者の未来を育てる社会活動でもあります。世代間で大きく異なる同窓会への意識の差が、この周年事業を通じて、少しでも埋めることができたら幸いです。

以降の会長挨拶は新しい順番に掲載してあります

 

平成30年度 入学式祝辞(抄録)

 さて、本日ご入学にあたり、これから3年間歌うことになる、二葉高校校歌について、その由来をお話し申しあげたいと思います。 二葉の校歌は今から64年前、生徒の強い要望により、制定されました。同窓会は寄付を募り、生徒は映画券を販売するなどして基金を捻出し、当時のお金で18万円を用意したそうです。作詞は五味智英先生。郷土が生んだ偉大な国文学者で、東京大学文学部長でした。作曲は平井康三郎氏。文部省に籍を置く著名な作曲家です。また、作詞者の参考資料にするため、生徒から校歌の原稿を公募し、多くの秀作が集まったそうです。 自分たちの校歌は自分たちで作り、それを象徴として高め守っていく自治の姿勢。昭和28年5月の著名な音楽家を招いて行われた、4時間にも及ぶ校歌発表音楽会は、なんと主催は「二葉会」(生徒会)なのでした。 格調高い万葉調の歌詞は、二葉の品格を表し、生徒に愛されてきました。「伸びゆかむ二葉の子等は」「生き抜かむ二葉の子等は」「讃えなむ二葉の子等は」繰り返される助詞の「は」は他と区別する熱い提示です。四季を読み込み、未来を予感させる、優雅な中にも強い躍動感。校歌の名曲と讃えられ、男女共学に移行しても、1,2,5番を歌うことで、新たな制定は行いませんでした。 これからの3年間、この校歌を受け継ぎ、歌い続けて「おのがじし誇りをのせて」くださることを切に願っています。  

平成三十年四月五日(竹花 光子) 

平成29年度卒業生に贈る言葉(卒業式での祝辞)

 ご卒業にあたり、二葉の長い歴史の中で、ぜひ皆さんに知っておいていただきたいことがございます。それは、正面玄関にある明治のピアノのことです。今年は明治維新百五十周年にあたります。その明治維新から四十年、貧しく文化的レベルも低い時代にあって、初代校長岩垂今朝吉先生は英断をもって、ピアノを五百円で購入しました。当時の五百円は、御屋敷が買えた額でした。 当時県内の高校でピアノがあったことがはっきりしている高校は三校。明治33年に一冬の暖房費を節約してフランス製のピアノを購入した長野高校。ついで飯田高校、諏訪清陵高校。二葉のピアノはこれに次ぐ歴史的ピアノです。現在長野高校、飯田高校も復元再生されていますが、生徒が音楽会の練習に弾き、毎年地域に開かれたコンサートを開催しているのは、二葉高校だけです。 昨年の第10回記念コンサートでは、生徒会執行部の皆さん50名が、前日ロビーを徹底清掃してくれました。行事を継続していくことは、大変な努力が必要です。それをさせるのは、守るべき伝統の力と生徒の皆さんの良識であると、私は実感しています。
 同じ校舎で学び、同じ校歌を歌って卒業していった同窓生は、皆さんの応援団です。これからは母校の後輩たちのために、いつの日か、同窓会活動に参加してくれることを願っています。  

平成三十年三月三日(竹花 光子) 

平成29年度 入学式祝辞(抄録)

 さて本日ご入学にあたり同窓会より校章バッジを贈呈いたしました。校章は二葉の象徴ですので、その由来をお話申し上げたいと思います。二葉の校章は諏訪大社の神紋である「梶の葉紋」をもととしています。梶の木は神に捧げる神聖な木で、その葉はご供物を載る清浄な器です。 校章は戦後の学制改革間もない昭和22年、先生2名、生徒5名からなる「校章選定委員会」が中心になり、生徒の応募作品百数十点から選ばれた十点を生徒総会で決定したそうです。ここには、二葉会の自治の歴史と責任、自分たちの校章を自分たちで決定するという意気込みが感じられます。 しかし、実際の梶の木を知る生徒は少なく、当時の生物教諭浜栄助先生が釜無川の土手から採取して持ち帰り、学校のシンボルとして、願いを込めて植えたのが初めです。現在校門横にある梶の木は四代目になるのでしょうか、代々の生物の先生方、校用技師さんの手によって、枯れた時はそのひこばえを育て、校章の木として大切にされてきました。 二葉の庭には、梶の木をはじめとして、特に先生方の思いがこもった木が沢山あります。校舎改築の折も、先生方の見識で、玄関前のヒマラヤ杉、昇降口へゆく道のユリノキ、イロハモミジなどの大木を、そのまま残しました。規模は小さくなったとはいえ、二葉の庭は県下の高校では比類のない美しい庭です。庭を造り、守り育てた人がいました。学びの場は、その心に守られているのです。 入学生の皆さん、二葉高校を選んで本当に良かった、と思えるような高校生活を送ってください。同窓会は皆さんを力強く支援いたします。 皆さんの三年間が豊かなものになりますことを祈念して、同窓会よりの祝辞といたします。

平成二九年四月六日(竹花 光子) 

平成28年度卒業生に贈る言葉(卒業式での祝辞)

 同窓会を代表いたしまして、御祝の言葉を申し上げます。第六十九回生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。今日晴れの日を迎えた皆さんは「自主・努力・感謝」の校是のもと、学業にクラブに精進し、未来に夢をつないで、大切な十代後半の三年間を、この二葉ヶ丘で過ごされました。その学びの時間を支えてくださった、保護者のみなさま、また、ご指導された先生方に心よりお祝いを申し上げます。
 さて、母校諏訪二葉高校は、今年創立百十周年を迎えます。重ねて大正六年に県下五番目の女学校として県立移管してから、ちょうど百年を迎えます。その県立移管に奔走した初代校長岩垂今朝吉先生の没後百年にも当たります。周年は、歴史を振り返り、学校のあるべき姿を示す道しるべです。みなさんは、二葉高校の歴史において、大きな節目の年に卒業される幸いを、どうか心に止めておいてくださいますよう、お願い申し上げます。
 ご卒業にあたり、二葉の長い歴史の中で、ぜひみなさんに知っておいていただきたいことがございます。それは、この演壇のことです。この演壇は大変重くて在校生の皆さんはさぞ苦労して式場まで運ばれたと思います。昭和八年に建設され、惜しまれながら平成十二年に取り壊された「美しい本館」と呼ばれた校舎がありました。今から十年前、創立百周年を記念して、大切に保管してあった校舎の古材が、この演壇に蘇りました。階段の欅の一枚板を二十五枚使って、宮大工の棟梁小平様が、八カ月かけて製作してくれました。裏側にはあえて、傷を残し、古材再生であることがわかるようにしてあります。良材を惜しみなく使った校舎は、二葉の格式を表し、地域の人々にいかに大切に思われていたかがわかります。校舎は使命を終えましたが、古材は新たな命を与えられ、今二葉の式典を見守ります。二葉はそのような高校なのです。
 自主を貫き、努力をもって困難に立ち向かい、感謝を惜しまない伝統こそが、新しい創造をつくります。過去女子高ながらに質実剛健、勤勉努力を標榜し、教養、良識を育くむ、不変の精神は、いつの時代にあっても、私達を支えます。同じ校舎で学び、同じ校歌を歌って卒業していった同窓生は皆さんの応援団です。これからは母校の後輩たちのために、いつの日か、同窓会活動に参加してくれることを願っています。みなさんの今後の健闘を祈り、同窓会を代表しての祝詞といたします。

平成二十九年三月四日(竹花 光子) 

創立110周年の年を迎えて

いよいよ110周年  会員の皆様、新年おめでとうございます。

 2017年(平成29年)は、母校諏訪二葉高校の創立110周年にあたる、記念すべき大切な年です。昨年5月に創立110周年記念事業実行委員会が発足し、学校のこの節目のこの年をどのようにしたら、心に残る二葉らしい事業にできるかを、皆様のご協力のもとに、考え実行して参りました。 二葉の歴史をたどるとき、忘れてはならないのは、設立に尽力した著名な教育者、初代校長岩垂今朝吉先生のことです。岩垂先生なくして、二葉高校はあり得ませんでした。今年はその岩垂先生の没後100年に当たります。また、先生が尽力した県立移管から100年を数えます。先生のことを勉強すればするほど、何という先見性と実行力に富んだ校長であったかと、目を瞠る思いです。今年は二葉の長い歴史の中でも、特に大切な節目ではないかと思います。 このような年に、巡り合わせていただいた幸運と責任を、役員一同ありがたく受け止めて、会員の皆様の負託に応えられるよう、頑張りますので、どうかご助力、ご協力のほどよろしくお願いいたします。 (竹花 光子) 


諏訪二葉高等学校同窓会

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